浮気というと家庭を持った男女の問題という認識が強いようですが、当然それだけではありません。
交際をして間もない若い男女の間でも浮気はありますし、最近ではほとんど付き合っていないような関係だったのに相手が他の異性と付き合いだすと浮気だといって怒り出すような、そんなちょっと怖い事態もあるようです。
どの年代、どの関係の浮気でも最低でも当事者2人、家庭持ち、職場での浮気・不倫や共通の知人がそれぞれに多い場合などはその人数分も加算されるので多いときには数十人単位で浮気の関係者が出てきます。
なかでも深刻な事態になりがちなのが結婚などを約束した、決めた男女の浮気、俗にいう婚約者の浮気問題です。
婚約者の浮気が問題になる時、たいていの場合は男性の方が婚約後、もしくは婚約前からという事もありますが、「継続的に」浮気をしている事です。
様々なケースでもちろんそれぞれの事情があるのが当たり前なのですが、驚く事にこのような男性の婚約者の浮気の場合、浮気をしていても親御さんにとっては娘さんにあたる人物と結婚する意志はある、という事が多いという事です。
また女性(娘さん)も浮気をしていたから婚約を破棄するというケースはあまりなく、どうにかしてやり直していきたいという希望を持っている事が多いです。
なかには当然、婚約を破棄して慰謝料を請求するという方もいらっしゃいますが、多くの場合は相手をもう一度信じてやり直していきたいという方向に流れていきます。
ただもちろん娘の親御さんとしてはその方向では納得できない、不安の方が大きいのでむしろ反対していくという反応を示される方が多いです。
これは当然のことだと思います。
そのような複雑な事情や感情が絡み合ってしまった状況で、当事者本人がその糸を解こうとするとかえって悪い状況に陥ってしまう事がある事もまた事実です。
そういう時には各人の意志や関係性、事実を客観的に把握でき、解決までの道のりを正しく示す事ができる専門家に相談し、アドバイスを貰う事がもっともよい判断のようです。