佐々原 康子(仮名)です。もうすぐ還暦を迎えます。
子供は全部で3人で上の二人は女の子です。二人ともすでに結婚して家を出ています。
夫は一部上場企業の管理職をしております。
今は仕事の関係で東京に単身赴任しています。
一番下の息子は来年地元の大学を卒業するんですけど就職活動があまり上手くいってなくて。
私としてもあまりプレッシャーはかけないようにして、もし今年ダメだったら1年くらい大学を留年させてもいいというつもりでした。
本人にもその事はそれとなく伝えてあったんですが、なにしろ真面目な子だったので。
特に梅雨時期前に本命だった会社の試験に立て続けに落ちてからは塞ぎ込みがちになって。
突然、家に帰って来なくなって携帯でも連絡が取れなくなったんです。
その時はもうパニックになって。
主人に相談しようにも東京で外せない仕事をしていたものですから、電話でしか話せず。
それに男の人なのでそんな時でもあんまり心配しないんですよね。
しばらくしたら帰ってくるよ、子供じゃないんだから、といった感じで。
頼りになったのは結婚して近くに住んでいた長女だけでした。
すぐに駆け付けてくれて私と一緒に真剣に考えてくれました。
その長女がネットでいろいろ調べてくれて。いろんなとこで一番良い方法を探してくれてたどり着いたのがもみじ探偵社でした。
電話も私はちょっとかける勇気がなかったので長女に掛けてもらって。
最初は心配だったんですけど、窓口の人が丁寧な口調で答えてくれているのが傍で聞いていてもわかって、一気に安心しました。
調査中はやはり不安でした。
ないとは思っていたんですけど最悪の事態も頭をよぎったりして。
でも常に担当の方から状況の説明があったので、なんとか踏みとどまって耐える事ができました。
2番目の子も時折様子を見に来てくれて、なにより長女はずっと傍にいてくれて。
それだけでもうれしかったし、力強かったです。
もちろん実際に動いてくれた調査の方々にも感謝しています。
探し始めて見つかるまでに1週間かかりました。
だいたいの居所はすぐに判明したのですが、最後の絞り込むところでちょっと時間がかかったようでした。
それでもある程度の居場所が早い時点で分かっていた事もあって、待つ事ができました。
見つかった時は本人もさすがに事態の重大さに気づいてしょんぼりとしていました。
ただ私から直接叱るような事はありませんでした。
その分長女たちからこってり絞られていたようですから。
とにかく無事見つかってよかったです。ほんとうによかったです。