2016年年始から世間を騒がせた大人気タレント、ベッキーさん(32)の不倫問題。
今週ゴールデンウィーク明け、ベッキーさんの復帰情報が一気に増えてきました。TBSの「金スマ」(毎週金曜日20:57から放送)で収録が終わっており、テレビ復帰が決定したとのとのことです。どのような表情でテレビに映るのか、ファンに限らず多くの方が注目される放送になると思います。

そもそも今回の不倫ニュースは、週刊文春さんのスクープでした。涙を流しながらの謝罪会見でしたが、その後のLINEでのベッキーさんの発言に皆さん驚かれたことでしょう。「センテンススプリング」「卒論=離婚届」など、お相手だった「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音さん(27)とのやり取りで使われた「隠語」は、世の中に広く知られました。
マスコミと探偵調査員 不倫の証拠とは
今回のベッキーさんの不倫騒動が大きく話題になったのは、LINEでのやり取りに大きな原因があります。スマートフォンをお待ちの方であれがだれでも利用されているといっても過言でないLINE(ライン)。LINEを利用したいから携帯電話をスマホに替えるという方もいらっしゃるほどです。
ベッキーさんなど芸能人の場合は、週刊誌やテレビ局のワイドショーが徹底的な取材をかけ、その不貞の事実を外堀から埋めていきます。目的は不貞行為の証拠ではなく、視聴率であったり販売部数ですので、不倫を疑わせるものであれば些細のことでも報道するのです。今回の場合は、まさにLINEのやり取りにマスコミの注目が集まりました。
一方、探偵調査員が考えるLINEはどうかといえば、不貞行為を疑わせるもので、不倫の事実を補完するのもとの認識です。マスコミにとっては重要であるLINEの内容ですが、探偵調査員にとっては、不倫の証拠の一つに過ぎなのです。
探偵調査員が不倫や浮気を調査する際に最も大切なものは、不倫や浮気など不貞行為の確たる証拠です。メールやLINEのやり取りに加え、実際に二人で手を繋いで歩いている姿や、不貞行為が行われているであろうラブホテルなどへの出入りなどの証拠写真です。
特に隠語など二人にしか分からない言葉を使うLINEでは、不倫の証拠になりえない場合もあります。今回のベッキーさんの場合でも、「友達で押し通す予定!笑」とLINEで発言されています。このように証拠写真がなければ、言い逃れできてしまう可能性があるのです。
不倫の代償と探偵調査員の目指すもの
女性にとってパートナーの裏切りは決して許されるものではありません。しかもその謝罪の言葉が全て嘘だったと疑わせるやり取りが公になってしいました。意気消沈し芸能活動を休止したベッキーさんですが、一番こだわったのが最大の被害者である奥様への直接謝罪でした。

報道によれば、不倫をスクープしたまさに“張本人”である週刊文春を通じて、奥様に面会できたそうです。奥様の複雑なお気持ちは、察するに余りあります。奥様は不倫の被害者であり、ベッキーさんに慰謝料を請求できる権利者となります。慰謝料の支払いがあったのか、今の段階ではわかりません。もちろん金銭的に解決できるかどうかは、奥様のお心の中でしか決められません。
お金以上にお気持ちの整理が重要で、奥様が直接謝罪を受けたとするならば、心の安定が取り戻せつつあるのではないかと考えます。これこそが探偵調査員がホッとするとこです。
パートナーの不貞行為に心が引き裂かれたご依頼者の多くは、泣き暮れ、怒りと落胆が波のように去来し、心が激しく乱れるものです。不倫の事実をもとに未来へ踏み出す中で、表情も柔らかくなり笑顔を取り戻していきます。まさに探偵調査員にとって至福の瞬間であります。
探偵調査員の仕事は、不倫や浮気の証拠を集めるお手伝ですが、最終目的はご依頼者の笑顔を取り戻すことは言うまでもありません。
探偵調査員が応援する、不倫犠牲者の未来への道
川谷さんへの気持ちは完全になくなっていると、週刊文春(5月5日、12日ゴールデンウィーク特大号)への手記に書いたベッキーさん。謝罪を受け入れてくれた奥様との面談はどのようなものだったのでしょう。奥様の決断は、不倫騒動を乗り越え未来へ進もうとするお気持ちの表れだと、多くの探偵調査員が考えていると思います。
そして、報道によれば川谷絵音さんと奥様の間で離婚が成立したとのことです。ベッキーさんのテレビ復帰に合わせたのではないかと、川谷さんの真意を勘ぐる報道もありました。離婚成立によりテレビ復帰が危ぶまれるとの報道もありましたが、ベッキーさんや所属事務所、テレビ局側は意に介さず復帰を決断したようです。

本日(2016年5月13日)放送のTBSテレビ「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で、ベッキーさんがどのような言葉で、表情で復帰挨拶をするか、固唾を飲んで注目したいと思います。
ベッキーさんがまた、あの愛くるしい笑顔を取り戻すことと、元妻の方の心の傷が一時でも早く癒えることを願うばかりです。